概要[]
メガテリアム(Megatherium)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する哺乳類の一種である。
その生態[]
新生代を代表する古代の哺乳類の一種で、現在も生息している動かぬ獣ことナマケモノの祖先であった。 ただし現生するナマケモノが50~60センチ程度の大きさなのに対して、メガテリアムの体長は6メートルを超えるまさに規格外の巨体であった。
その有り余る体躯ゆえに現生の後輩たちのように木に登ることは出来ず、基本は地面に手の甲をつけてノソノソ歩くという生活を送っていた。 ただしナマケモノらしく爪は内側に湾曲していたため、物を掴むのには長けていたらしく、主に木の上に生えている木の葉や、地面に気高く伸びるゴボウの一種を器用に掴んで食べていたとされている。
歯はそこまで発達していなかったそうだが、代わりに噛む力が凄まじかったため、どんなに固い植物でも御構い無しに食らいついていたとされている。
彼の研究史は相当古く、初めて化石が発見されたのはなんと18世紀後半の1788年であった。 最初の恐竜でお馴染みのメガロサウルスが発見される36年も前、徳川第10代目将軍、徳川家治が日本の政を執っていた江戸時代から古生物学会におけるメガテリアムの研究は始まっていたのだ。
それだけ長い歴史があるからこそ上記の生活様相が分かっているのだが、なぜ絶滅したかについてはよく分かっていない。当時の環境に人類の祖先がいたことや、頭蓋骨等の化石より噛み跡ではない謎の傷跡が多数見つかっていることから、彼らに狩らまくって絶滅してしまったという説が有力であった。 しかし2019年に発表された論文によると、どうやら環境の変化により植物を食べる際に生成されるフミン酸が、メガテリアムらに何らかの悪影響を及ぼした結果、滅んだのではないかという説が上がっている。[1]
シリーズにおける関わり[]
有名な生物ながらも、シリーズに登場したのはたったの1回だけである(InstituteのDinopediaにも出ていない)
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
2017年4月19日に配信されたアップデートにより、新たに追加された哺乳類。 レアリティは「レジェンド」
見てくれは毛むくじゃらなゴリラそのもので、歩くときも両手をついてノシノシ歩く。 戦う際は地面に引っ付けた両腕を思いっきり振り下ろして、敵をぶん殴る。その時の顔が結構怖い、正直夢に出てくるレベルで怖い。同じ骨格のエレモテリウムと比べても怖い。しかも最大レベルまで上げると色が暗くなりヤギみたいなツノまで生える。お前は悪魔か何かかと問いただしたくなるほどの恐ろしさである。