概要[]
メギストテリウム(Megistotherium)は、ジュラシックパークシリーズに登場する哺乳類の一種である。メジストテリウムとも。
その生態[]
イヌやネコなど現代の肉食動物が含まれる「食肉目」とはまた別のグループ「肉歯目」に分類される肉食獣。中新世前期のアフリカ北部に生息しており、頭骨だけで65cmもあり、これは肉歯目では最大、食肉目のハイイログマはおろか無肉歯類のアンドリューサルクスにも匹敵、またはそれすら超える史上最大の陸生肉食哺乳類である。
……といっても発見されているのはアンドリューサルクス同様ほぼ完全な頭骨だけであるため、胴体部分は同じ肉歯類のヒアエノドンを参考に推定されたものである。あまりの大きさ故にアンドリューサルクスやティラノサウルス同様死肉を漁るスカベンジャーだったとも考えられているが、一方で古代ゾウの脚の骨に本種の歯形が付いた化石が見つかっているため、自分よりも巨大な動物にも勇敢に立ち向かったとも考えられている。
肉歯類自体、頭部が非常に大きく、犬歯や裂肉歯(肉を咬みきるのに特化した臼歯)も大きく頑丈に発達したいかにも完成された肉食動物だったが、理由は謎だが中新世中期ごろに絶滅してしまい、そのニッチは現代の食肉目に引き継がれていった。
シリーズにおける活躍[]
もっぱらゲームで登場している。
ジュラシックパーク・ビルダー[]
飼育できる氷河期生物として初登場。この時はオオカミのような頭部をもったシロクマと雌ライオンを融合させたような外見であり、モーションもネコ科のスミロドンと同じだった。
Jurassic World™: ザ·ゲーム[]
新生代生物の1体として登場。属性はカバーン(洞穴)。
こちらでは頭でっかちなイヌやハイエナみたいな外見であり、アンドリューサルクス系統の骨格になったことで実物(肉歯類)と近い感じになった。進化させると青い毛並みに白い模様が浮かび上がり、最終的には世紀末のモヒカンみたいな鬣が生える。
Jurassic World アライブ![]
アップデート2.3からアンフィキオンとともに「メジストテリウム」表記で実装。レア度はエピック。茶色と黒のまだらな毛並みであり、クマともライオンともつかない外見をしている。
フィールドではプレイヤーの半径30m圏内(青いレーダーサークル内)にしか現れないという特殊な出現方法をしており、散歩していればいきなり射程圏内に来てくれるが、生物を引き寄せる芳香には一切やって来てくれない。さらにエピック生物故に出現率はかなり低いが、実装と同時に上記のサークル内は比較的エピック生物が出現しやすくなっており、粘り強く散歩し続ければそこそこ会いやすくなる(特に同時実装された夜間限定のレジェンド恐竜と比べれば尚更)。
バトルでは体力以外、攻撃力も素早さもカバみたいな外見のアンドリューサルクスにやや劣る。技は全て「獰猛打撃」、「アーマー貫通衝撃」、「引き裂き攻撃(相手の体力を40%ごっそり削る)」アーマータイプにはめっぽう強いものばかりであり、さらに交代出場させて「獰猛化(交代)」を発動すればさらに攻撃力がアップする。おまけにこの系統が保有するクリティカル率40%と脱走不可、減速耐性100%もあるため出来るだけ相手にしたくない生物である。
関連項目[]
- ヒアエノドン
- アンドリューサルクス←頭骨しか見つかってない最大級の肉食獣
- ジュラシックパーク・ビルダー
- Jurassic World™: ザ·ゲーム
- Jurassic World アライブ!