ジュラシック・パーク Wiki
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概要[]

モササウルス(Mosasaurus)は、『ジュラシック・ワールド』登場する水棲爬虫類の一種。

20年ものご長寿シリーズであるジュラシック・パークにおいて果てしない大地を恐竜が、澄み渡る大空をプテラノドンが支配するという構図が出来上がっていたが、今まで水辺を支配するものが誰一人としていなかった。

そのニッチを埋めるべくジュラシック・ワールドよりシリーズに現れたのが、当項目で紹介する海トカゲこと「モササウルス」である。

概要[]

白亜紀後期に生息していた大型水棲爬虫類で、あらゆる世界を統べる絶対的な王であった。 それを裏付けるように世界各国の地層からモササウルスの化石はわんさか見つかっており、なんと日本でも発見例がある。

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全身骨格

メディアによっては恐竜の一種として扱われることもあるが、彼らは恐竜ではない爬虫類である。 (恐竜として分類される大まかな定義は手足を地面に対して伸ばしているかなので、海を根城にしているモササウルスなどの水棲生物はこの条件に含まれない)だが、恐竜の竜(サウルス)はトカゲという意味で今の恐竜に当てはまらない。どちらかと言うとモササウルスの方が正当にサウルスが当てはまる。

体長はおよそ16メートルと非常に大きく、最大で17メートルに到達するものもいた。 もちろん当時の海に生息していた動物の中では最大級の生物であり、同じような姿形と体躯を持つティロサウルスハイノサウルスらとしのぎを削って白亜紀の弱肉強食・ザ・ワールドを生き抜いていた。

その類まれなるギガンティックボディと頑丈なアゴを駆使して、海を泳ぎ回っていた大型サメやアンモナイト、水棲爬虫類や恐竜獣脚類ティラノサウルスを捕食していたとされている。 ただし選り好みする性格ではなかったようで、とにかく目に付いた物はなんでも噛み砕き、食べてしまうという貪欲な気性を持っていたようだ。

齧り付く相手は同種であっても御構い無しだったようで、発見される化石からは高確率で同じモササウルスに噛まれた際についた生傷などがあちらこちらに存在していたという。 白亜紀の海はまさに天国へのカウントダウンである。

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こんなもので噛まれたらひとたまりもない

姿かたちはトカゲとイルカの合体と言った感じで、ゴツいアゴと鋭い牙、どっしりとした体つきに加えて、ごん太な尾っぽが生えていた。 尻尾に関してはかつて、陸上にいる恐竜と何ら変わりない形だと思われており、図鑑の挿絵としてトカゲを海に順応させたようなデザインが施されていたが、近年サメやイルカのような尾びれがある事が判明したため、現在はトカゲ・リトルマーメイドのような姿に変わった。

そんなモササウルスが初めて発見されたのは1764年ごろとかなり古く、マントルによってイグアノドンが発見されるはるか50年も昔の話である。 当時は変なアゴが見つかったという認識しかなく、教会の中で保管されていたが戦争の最中 軍が戦利品としてこれを強奪。発見された地名「マーストリヒト」から「マーストリヒチアンの怪物」というあだ名で呼ばれた。 そこで初めて古代の爬虫類だということが判明し、現在に至っている。

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当時の発見を絵にしたもの

ちなみに一言にモササウルスと言ってもその名が付く爬虫類は数多く存在し、疑問名などを含めるとその数は20種類以上にも及ぶ。 もしあなたが近い将来水棲爬虫類ガチ勢とモササウルスについて語る機会があった時は、モササウルスの何の族についてお話しますと前置きしなければ白い目で見られるかもしれないため、くれぐれもご注意ください。

シリーズにおける活躍[]

実は何度か参戦の話は上がっていたものの、企画段階で没となるケースが多かった。

しかし2015年に「ジュラシック・ワールド」を出演したのを皮切りに、様々な作品に出演している。

ジュラシック・ワールド[]

映像作品初登場にして出世作。

映画の予告編において水中から飛び出しホオジロサメにかぶりつくシーンは、観客たちのド肝を抜いた。

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予告編における目玉にもなった

普段はパークのラグーンと呼ばれる巨大プールの中に生息しており、劇中には1頭しか登場しなかったものの、実際は3頭も飼育されていた。 スタッフのお姉さん曰く「シャイで恥ずかしがり屋」とのことで、時たまプールから顔を出さない時もあるらしい。お前のような恥ずかしがりがいるか

そんな彼女の生い立ちは2000年8月25日、インジェン社研究者たちがモササウルスの標本からトレース可能なDNA断片を発見したところまで遡る。 当時主任として研究者をまとめていたウー博士は、琥珀に閉じ込められた蚊以外からもDNAが取れるのであれば、水生生物を再現することは可能かもしれないという事実を聞いて大興奮、したかは知らないものの研究に研究を重ねて、ついにモササウルスを蘇らせることに成功。

誕生した個体はジュラシック・ワールドでお披露目され、お客様を含め新しい会社のオーナーであるマスラニさんからも大絶賛を受けるに至った。 それからモササウルスたちはあの事件が起こるまでは、パークに設置されたプールの中でのんびりと過ごしていたのだが・・・。

ある日の風景
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ジュラシック・ワールド/炎の王国[]

パークが崩壊して6ヶ月(サバイバルキャンプで判明)の月日が流れたものの、未だ元気にラグーン跡地を泳ぎ回っていることが判明。(何食って生きてたんだろうか?)

水中に沈んだインドミナス・レックスの骨を回収しに、潜水艦を乗り回していたミルズの手下の背後に出現。 仕事人さながらの手際のよさで彼らを夕餉にした。

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手前、喰いに来たぜ。

それと同じころ、島に上陸していたミルズの手下がヘリから吊るされた梯子を使い、何とか飢えたティラノサウルスから逃げおおせ「わーいやったぜー!」とか叫んでる最中に水中から出現。 ありし頃の姿を見せつけるが如く獲物に食らいつき、水中に消えた。 その際、何だかんだあって島と外洋を繋ぐ鉄扉が開かれたこともあって、島から脱走。 後々発生するヌブラル島の悲劇を知ることもなく姿を消した。

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パクッと食べて・・・
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お先、失礼しま〜す

島から脱出した後は、故郷に起こった悲劇も、アメリカ本土で起こった大事件にも一切関与せず、終盤になってようやく再登場。 海に転げ落ちたサーファーを食べようとしたところで出番は終わった。

前作同様、全体的な出番は少なかったものの相変わらずおいしいところを持っていく抜け目のなさを見せつけ、観客に笑いと興奮を与えた。

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これぞ漁夫の利ってヤツですな!

Battle at Big Rock[]

スタッフロールのおまけ映像として登場。

エア・ジョーズを撮影していたと思われる撮影隊の前に、世にも珍しいエア・モササウルスを見せつけた。

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ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ[]

最新のトレーラー内に登場。 アスレチックによくあるターザンみたいにツツツーと滑る子供たちを食べようと水の中から出てくるシーンが映されていた。

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これのどこがシャイやねん
結論:お前のようなシャイがいるか

ジュラシックパークIII・恐竜にあいにいこう[]

飼育可能な水棲生物の一種として登場。 実はこの作品がモササウルスのデビュー作である。

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ジュラシックパーク・ビルダー[]

飼育可能な水棲爬虫類として登場。 水槽の中で育てることができた。

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進化の系譜
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通常
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MAX

Jurassic World™: ザ·ゲーム[]

当ゲームにおいては「伝説の海の爬虫類」として扱われている。

サービス開始当時は、パークの水槽で泳いでいる姿を遠巻きに眺めることしか出来ず、いわゆる背景モブ的な扱いを受けていた。

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真ん中に見える影がそれ
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そんな生活が続いたある日・・・

2015年9月30日、彼女に大きな転機が訪れた。 この日より「モササウルス・トーナメント」なる大規模なイベントが開催されたのだが、これに勝利するかトーナメントホイールを回してドロップさせることによって、ついに念願のモササウルスをプレイアブルキャラとして使用することが可能となったのだ。 ちなみに課金することでも手に入れることが出来るそうです。

現在第1世代と第2世代、2種類のモササウルスが入手できるとのこと。 頑張ってゲットしてみよう! 強いかどうかは分からないけど

進化の系譜
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第1世代
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通常
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MAX
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第2世代
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通常
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Lv10
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Lv30
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MAX

ジュラシックワールド・エボリューション2[]

前作では生息環境が原因なのか参戦できなかったが、今作では巨大プール「ラグーン」を引っ提げて参戦。 映画では設定だけだった多数飼いも実際に行うことができる。性格はとても凶暴で、同族以外のすべての海棲爬虫類に襲い掛かり、小型のものに至っては丸呑みにしてしまう。 生物の中で数値(戦闘能力)が最も高い。ティロサウルスという強力な海棲爬虫類が相手でも、遺伝子操作無しではまず負けることはない。 リオプレウロドンやエラスモサウルスなどに至っては一撃で仕留めてしまう。 性能は超が5つつく位優秀で、現時点ではDLC込みで最高の評価値であり、なんと2500。 これがどれだけすごいかというと、あのインドミナス一族の1850をはるかに上回るものである。まあ実力差を考えれば妥当であるといえよう。 寿命は100で、これはそこいらの竜脚類にちょっと劣るくらいで、あの評価値でこれはかなりお得である。極めつけには海棲爬虫類なので、当然脱走なんかできない。 竜巻や台風の襲う温帯や熱帯のマップでも100%安全ということである。金こそかかるが、それに見合う性能をもって歴戦のパーク管理人に迎えられた。 ついでにかっこいい。カオス理論モードのジュラシックワールドでイノベーションセンターを背景にあのサメにかぶりつくシーンをみた暁には、思考停止してもおかしくない。もう最高ですフロンティア様ありがとうございました

LEGO (R) ジュラシック・ワールド[]

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映画に出演した時の姿をレゴで忠実に再現されているが、尻尾だけはリトルマーメイドな形ではなく、旧式の蛇型のものになっている。 その理由は至極単純でレゴではあの尻尾を再現できないかららしい。

特定の条件を満たすとプレイアブルキャラとして使用可能で、ティラノサウルスなどの大型獣脚類のように、琥珀色のレンガを粉砕できる超音波を発射することが出来る。

LEGO Dimensions[]

ジュラシック・ワールドのステージに登場する。 モデルは前作のLEGO (R) ジュラシック・ワールドから流用されている。

余談だが、このゲームに登場するモササウルスはサメではなく七面鳥をエサにしているらしい。 へぇ〜

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映画デビューまでのあれこれ[]

ジュラシック・ワールドで念願の映画デビューを果たしたモササウルスだが、実はそれ以前より出演の打診はきており、早ければジュラシック・パークIIIの時点で登場する予定があったという。

初期構想におけるモサウルスの出番は専用の水槽の中で泳いでいるというもので、コンセプトアートも描かれていたのだが結局没となってしまい、悲願の映画デビューは泡沫の夢のごとく消え果ててしまった。

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現存するコンセプトアート

それから時が流れて、ジュラシック・ワールドに出演となった際にも彼女の待遇については色々と試行錯誤があったという。

完成版ではイルカのプールをデカくしたような場所で暮らしていたモササウルスだが、実際はその下に海中トンネルのようなものが設置されており、通路を歩くことで水中のモササウルスを見ることが出来るアトラクションを見せる構想があったらしい。 ジョーズ3の水族館といえば分かる人は分かるかもしれない。 残されたコンセプトアートには、水中トンネル内を歩いていたお客さんの1人が、陸地の事故によってプール内に落っこちた人に食らいつくモササウルスをまじまじと見ているという、世にも恐ろしいシーンが存在しており、他にもプールのてっぺんを走っていたモノレールが落っこちて、それを落とした張本人もろとも乗客を喰らおうとした血も涙もないシーンがたくさん描かれていた。 これを本気で撮ろうとしていたのだからトレヴォロウもなかなか恐ろしい子である。

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プールの初期案
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プールに落ちた人を喰らうの図
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落ちたモノレールと犯人を喰らうの図

最終的に「これはチョイと絵面的にもキツいから、もっとワクワクするシーンを入れない?」とスティーブン・スピルバーグフランク・マーシャルに言われたことから、映画本編にも登場するサメの踊り食いシーンが挿入されるに至ったわけである。 正直英断だったと思います。

トリビア[]

  • 映画のモササウルスは新たに予告が公開される度に、姿かたちが変わっていた事でも知られている。 脱皮でもしてるのかな?
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同じような予告編でも大きく変わっている
  • モササウルスの鳴き声はセイウチシロイルカを混ぜ合わせたものである。
  • 迫力満点の3Dモデルはカメ、ワニ、クジラなどインターネットで見つけた不特定多数の動物組み合わせて作ったそうで、サイズは本来のモササウルスのサイズより数倍もデカく設計したらしい。 生物学的な観点からするとアレかもしれないが、そのおかげで映画の山場であるインドミナス・レックスとの戦いに華を添えることが出来たのだから、結果オーライといったところだろう。
  • 2015年10月19日のイギリスにて、炎の王国公開を記念してウォータールー駅内に7メートルものモササウルスの模型が設置されていたことがある。
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その模型

ギャラリー[]

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脚注[]

関連項目[]

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