概要[]
ヤギ(Goat)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する哺乳類の一種である。
シリーズ作に度々登場しているが、そのほとんどの作品でティラノサウルスに喰われている可哀想な動物でもある。
その生態[]
家畜の代表選手として世界に広く名が知られている哺乳類。 およそ1万年ほど前にパサン、もしくはベゾアール山羊を家畜化したことで、今現在のヤギが誕生したとされている。
荒涼とした土地においても逞しく生きていけるタフネスさが人類にウケて、世界各国で家畜化がどんどん進み、その種類はおよそ500種類存在するとされている。
当シリーズに登場しているヤギは、スイス西部が原産地の「ザーネン種」と呼ばれるもので、名前の由来はベルン県にあるザーネン谷である。
前述の通り恐竜王にやたらめったら喰われているので、てっきり肉用種なのかと思いきや実際は乳用種で、主に乳を絞られるために生まれてきた。 (ただし沖縄では食肉として飼育されているケースもある)
シリーズにおける活躍[]
そのほとんどが喰われ役としての登場である。
ジュラシック・パーク[]
シリーズ初登場作品。 白をベースにしたブチ模様が特徴。
近影 |
ティラノサウルスをおびき寄せるエサとして登場しており、最初こそは鎖に繋がれて「メー」と鳴く程度だったが、某デブのせいでパークの電源が落ちた僅かな隙に忍び寄っていたティラノサウルスに喰われ亡くなってしまった。
その際、彼の亡骸の一部がティムとレックス、そしてジェナーロの乗ったクルーザーに落ちてきたことがきっかけで、血濡れの悪夢が幕を開く事となる。
ジュラシック・ワールド[]
頭が茶色く体が白いヤギが登場。
初代から数えて実に23年ぶりの映像作品出演となったが、やることは相変わらずティラノサウルスに食べられることで、出演時間はおよそ10秒弱。
すごい待ったのにすごい報われない出番で終わった。
ジュラシック・ワールド/炎の王国[]
ロックウッド邸にやってきたティラノサウルスのエサとして登場。
いきなり背後より現れたデカい頭のヤツに驚いた時には、ガブッとイかれていた歴代一可哀想なヤギ。
経営シミュレーション・ジュラシックパーク[]
肉食恐竜のエサとして牛と共に登場。
大型肉食恐竜に喰われる時の断末魔は聞いていて非常に心が痛むため、最初のうちは少し躊躇してしまうが、2,3回聞いていれば普通に慣れてしまうため、遠慮なく飢えた恐竜たちに与えてやろう。
Jurassic World アライブ![]
保護区の肉食生物+翼竜のエサとして登場。
今作では新生代の哺乳類にも狩られるため、エサとしての需要がさらに上がった。
そんな現状に流石の彼らもブチギレたのか2020年のエイプリルフールには、ガラガラドンを名乗るデカいヤギが登場し、今までの鬱憤を晴らすかのごとく大暴れした。 (そんな彼らと戦いたい場合は、キャンペーンのコース22「特殊試練」にアクセスするといいだろう)
ジュラシックワールド・エボリューション[]
肉食恐竜のエサ役として生き餌フィーダーより排出される。
恐竜のサイズによって喉笛を割かれるか丸呑みにされるかが決まる。
ジュラシックワールド・エボリューション2[]
前作同様、生き餌フィーダーから排出される餌として登場する。
今作はゲームの仕様変更に伴い、肉食恐竜のほとんどが生き餌フィーダーを強く要求してくる(ただの肉を要求してくるのは、ほんの一握りの小型肉食恐竜だけ)なため、ごく少数の小型肉食恐竜&草食恐竜しかいないパークを作らない限りは必ずヤギが犠牲となってしまう。