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概要[]
ユデスキー(Udesky)は、ジュラシック・パークⅢに登場する人物の1人である。
媒体によっては「ウデスキー」と記載されることもある。
人物像[]
カービー元夫妻に雇われたレスキューチームの1人で、ポールより立派な口ひげを蓄えた初老の男である。
ポールに依頼され、軍人あがりのナッシュやクーパーを雇った。 彼自身は軍に所属していた経歴はないようで、普段は旅行代理店の営業マンとして働いている。
そのため当初はイスラ・ソルナ島に行く予定はなく、カービー夫妻と仲間の間を取り持つ役割さえ果たせばお役御免となるはずだったのだが、救出作戦に参加するはずだった人物が土壇場で体調を崩してしまったことが原因で急きょ、ピンチヒッターとして島へ向かうこととなった。(後の展開を考えれば、病欠した人は非常に運がよかったと言えるだろう)
以上のように、戦闘は専門外で銃すらロクに撃ったことはないそうだが、ナッシュの防具をまごつくことなく装着したり、セスナを飛ばすことが出来るなど、謎めいたチートスペックを持っていたりする。
また事情を知っていたとはいえ、夫妻のせいで命の危機に陥っても決して泣き言を言ったり非難したりはせず、それどころかグラント博士に叱責されてゲッソリしていた彼らを励ますなど、凄まじいまでに鉄壁な精神力を持ち合わせているなど、「お前本当にただのセールスマンか?」と疑問に思えるくらい優秀な人間であった。 (ただし恐竜の住む島が2つあると知った際は、流石に「なんてこったい」な反応をしていた)
一方、小説版においては傭兵且つリーダーという設定が追加され、ようやく前述のハイスペックに見合うキャラクターとなった。
その活躍[]
飛行場らしき場所で、ナッシュ・クーパーらと共に登場。 ポールと電話越しで救出作戦の打ち合わせをしていた。
前述の通り、エリック捜索隊のピンチヒッターとして島へと上陸。 色々あって襲ってきたスピノサウルスの手によって仲間2人を失うも自身は辛くも生還。 島から脱出すべくグラント博士らと行動を共にする。
物語の中盤、朽ち果てた研究所を訪れた際にラプトルの群れと遭遇。 逃げる過程で仲間とはぐれてしまい、孤立したところを狙われ襲われてしまう。
その過程で鋭いかぎ爪を背中に突き刺されてしまい、哀れ殺害されてしまったかと思われたが、この時点ではまだ自力で立てない程の重傷を負ってはいたものの、辛うじて息があった。 ただしこれはラプトルが仕掛けたワナで、助けに来た人間を芋づる式で喰ってやろうという魂胆があっての事だった。(それにアマンダさんはまんまと引っかかってしまったが、トリケラトプスも知らない人間にこれを見破れというのは酷な話であろう。 というか初見で「おかしい」と思ったビリーこそ「何だこいつ?」という話である)
最終的には用済みと判断され、オスのラプトルに首の骨をポッキリ折られて死亡した。
余談[]
- 劇中あっさりとラプトルに殺されてしまうユデスキーだが、実はカットシーンの中に木の枝を使ってラプトルらを追い払おうとしていたシーンが存在していた。 (プロフィール画像として使われているものがそれ)
- LEGO Jurassic Worldにも登場しており、一部ステージでのみ操作が可能。
- 実はユデスキーのモデルとなったキャラクターはエディ・カーである。