概要[]
ルペオサウルス(Lupeosaurus)は、ジュラシック・パークシリーズに登場する予定だった爬虫類である。
その生態[]
ペルム紀前期の北アメリカに生息していた単弓類の一種。 名前を直訳すると「悲しみトカゲ」といった感じになるそうだが、その名に恥じないレベルの哀しき宿命を抱いている生物である。
これまで発見されている化石はわずか2つで、どれも後頭部の一部だという。 ネットの情報を見る限り椎骨なども発見されている可能性があり、海外で実際に販売もされているが、公式に知られている化石は後頭部のみだという。 発見された化石から推測するにエダフォサウルスの仲間であったそうだが、彼らと同じ草食性の動物だったのかは不明である。
....というわけで、以上がネット上に転がっているルペオサウルスの情報ほぼ全てであり、日本における彼の関連記事は確認できた中ではゼロ。 当然日本語版wikiの記事は未作成。 英語版wikiこそ、かろうじて作成はされているものの、その文字数はわずか2行程度であり、当記事を作成する上で参考とさせていただいたスペイン語版wikiですら、記事の総文字数は2ケタにギリギリ届かない9行と、この生物について記している文献がとにかく少ない。 その近年稀に見る不遇っぷりは、過去に当wikiにて紹介した「アークトップス」 と並ぶレベルであるが、後述する事象を読んでいただければ彼がアークトップスとは比べ物にならないレベルで不遇な目に遭っている事実がお分かりいただけることだろう。
シリーズにおける関わり[]
・Jurassic World: Primal Ops[]
実装される予定でCGアートも作成されていたが、ゲームがサ終したことで未実装のまま終わった。 つまり厳密に言えば彼女はシリーズの舞台に一度も立つことなく闇へと消えてしまった存在ということになる。 これを不遇と言わずしてなんと言おうものか。 悲しきトカゲここに極まれりといったところである。
ただ幸いなことに、当ゲームのCGデザインを担当していた人物が自身のSNSにルペオサウルスを含めたCGアートを掲載しているため、現在もその勇姿だけは拝むことができる。[1]