果たして吉と出るか...
概要[]
レイ・アーノルド(John Raymond "Ray" Arnold)は、ジュラシックパークに登場する人物の一人である。 本名は「ジョン・レイモンド・アーノルド」という。 (そのため海外Wikiでは「 John Arnold 」表記になっている)
人物像[]
パークのチーフエンジニアとして勤務する黒人の男性。 ロイド眼鏡をかけている。
ややぶきっちょな言い方が鼻につくものの仕事はキチっとこなすタイプであり、職務怠慢気味で自身のデスクをゴミ屋敷にするネドリーのことを快く思っていないご様子。 重度のヘビースモーカーで、自身のデスクには大量のタバコの吸い殻と煙が充満している。 現代の感性で見るとネドリーより彼の方が疎まれそうではあるものの、当時はまだ何処でスパスパしていても問題にならないヤニの黄金時代だったのであろう。 小説版でも凄まじいまでの喫煙癖は健在だが、兵器開発に携わったのち、ディズニーワールド(海外の浦安)のアトラクション建設に参加するなど異色の経歴を持っており、それに目を付けたハモンドからスカウトを受けているほど、映画より有能さがブラッシュアップされている。
言葉が不器用だったり煙たい部分を除けば、職務に忠実であり誠実そうな印象もあってか出来る男を思わせるものの、何だかんだでITの技量はネドリーに軍配が上がるようで、親の声より聞いた「アッハッハー!」を前にしたときは、演じた役者お得意の悪態を付くくらいしかできなかった。 またどちらの媒体でもいえる事だが、自身がこうと決めた事柄についてはなかなか曲げないし改める気もない。 そのくせ何処か事なかれ主義な面があるなど、一筋縄ではいかない気難しい性格が垣間見える。
シリーズにおける活躍[]
前述した通り、映画と小説版両方に登場しているが人物像、役回りなどはほぼ同じである。
ジュラシック・パーク[]
現状、唯一の映像出演作。
パークのエンジニアとしてコントロールルームに常駐していたが、嵐による混乱とネドリーの反逆によって未曾有の大混乱に直面するハメになる。
その後、二進も三進も行かなくなったことでパークの電源を一回落とし、システムの再起動を図ろうとする作戦に参加。 敷地外にあるブレーカーを戻しに行った際、脱走したラプトルに襲われ死亡した。 後に現場へ赴き、彼の片腕を「まさかり担いで金太郎」するサトラーの姿は、映画を見ていた者の印象に強く残った事だろう。
ジュラシック・パーク(小説)[]
前述した経歴が明かされたり、インテリな一面を見せる所が目立つ。 しかし基本的なキャラ造形、活躍から末路に至るまではほとんど映画と同じである。
ジュラシック・パーク(ノベライズ)[]
映画同様の役割と末路を迎える役割として登場。
ジュラシック・パーク(SFC)[]
道中にて登場するメッセージとして、顔写真と共に登場する。 彼のIDカードも登場するが、これが攻略において必須となったりする。
経営シミュレーション・ジュラシックパーク[]
パークのスタッフとして登場。 吹替の声がメガトロンからロビンマスクに変わった。
パーク全体のシステムに関わっており、天気予報やトイレを調べると「おーおー、こんにちは」などと言いつつ、この人が出てくる。
LEGO Jurassic World[]
プレイアブルキャラクターとして登場。 ハッキングをする能力を持っている。
ジュラシックワールド・エボリューション[]
データベースにて名前と簡単なプロフィールが公開されていた。