衛星電話ありますか?
概要[]
M.B.ナッシュ(M.B. Nash)は、ジュラシック・パークⅢに登場する人物の1人である。
その活躍[]
カービー夫妻が雇ったレスキュー隊の1人。 かつて軍隊に所属していた経歴があるらしく、階級は軍曹。 劇中ではドックタグを身に着けていた。
同じく軍隊上がりのクーパーと自称「旅行代理店」であるユデスキーと共に、雇い主である夫妻の息子を救助すべく、イスラ・ソルナ島へと赴いた。
最初こそデカいトカゲを相手にすればいいだけとタカを括っていたようだが、いざ目の前に島の主であるスピノサウルスが現れた時は心底震えあがったらしく、任務も仲間もほっぽり出して退散しようとした。 尤も聖域を踏みにじっておいて「ハイさよなら」なんて狼藉を島の女王が許すはずもなく、(ちょっとたまたま感こそ、あるものの)飛行機をジャングルへ墜落させ、ナッシュ含めた主人公勢たちを島に釘付けにしておくことに成功。
それでも何とか助けを呼ぼうとポールに衛星電話を貸してもらったのだが、再び襲ってきたスピノサウルスに飛行機の胴体に嘴を突っ込み下半身ごと噛みつかれ、地面に叩きつけられたあと、踏まれて頭をカブリンチョされるという、あまりにも無残な最期を遂げてしまった。 ちなみに彼が死ぬ間際まで使っていた衛星電話は、その後のストーリーに(ささやかな笑いを提供)大きく関わっていくこととなる。
余談[]
- 2014年にナッシュを演じた俳優さんへのインタビューが行われ、映画出演当時の思い出や裏話を語ってくれた。
- 元々シリーズの大ファンだったこともあり、役をもらった時は大変嬉しかったという。 たとえそれが序盤にてスピノサウルスに食われる役だったとしても「作品の一部になれたから嬉しいよ!」と大物感満載のコメントを残した。
- ナッシュの死亡シーンは当初、飛行機の胴体部に顔を突っ込んだスピノサウルスによって、無理やり引き摺り出されて食べられるというものだったらしいが、安全面の問題が解決せず、映画のような形に変更されたという。
- お気に入りのシーンは、プテラノドンの鳥籠にてビリーがパラグライダーで飛ぶシーンだという。
そこは自分が喰われたシーンって言わないんスね。
名セリフ[]
- 「アインホーン20mm、ガス式セミオートマチック、回転ボルト、発射反動制御装置、高性能、爆発、炎上...」(初セリフ)
- 「衛星電話ありますか?」(飛行機不時着時)