ジュラシック・パーク Wiki
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概要[]

Warpath: Jurassic Park(ウォーパス:ジュラシック・パーク)は、ジュラシックパークシリーズを題材にした対戦アクションゲームである。

対応機種はPlayStationで、北米でのみ発売されていた。

特徴[]

ジュラシック・パークに登場する恐竜たちを操作して戦う対戦格闘ゲームであり、コマンドを入力して技を出し、相手を打ち負かすことが当ゲームの目的となる。

ティラノサウルストリケラトプスといった恐竜はもちろんのこと、スピノサウルススティギモロクといった後々映画出演を果たしてスターになるもの、アクロカントサウルスギガノトサウルスといった後々ゲーム作品で活躍する恐竜などが登場。 中にはクリオロフォサウルスメガラプトルといった変わり種までもが参戦しているなど、出てくる顔ぶれはなかなかバラエティに富んでいる。

数あるシリーズを題材にしたゲームの中で、本作は数少ない純粋な格闘ゲームであり、恐竜を戦わせるだけのゲームシステムはこれ以降いくつか登場したものの、プレイヤーの操作テクニックを駆使して恐竜同士肉弾戦を繰り広げるストイックなゲーム性は2022年現在においても唯一無二である。 (ただし恐竜が月面に来た宇宙飛行士よろしく高く飛び上がっていたりと、かなり妙な描写もあるのだが)

誰よりも強くたくましく生きていけを信条とするゲーム性は血に濡れた中生代の気風を色濃く反映している作品であると言えるかもしれない。

モード[]

  • アーケード(Arcade)

いわゆるストーリーモードで、好きな恐竜1頭選んで現れる仇的を片っ端からやっつけるのが主な目的となる。

  • バーサス(Versus)

対人戦が楽しめる。

  • トレーニング(Practice)

好きな条件下で戦って、己の技量を磨くモード

  • サバイバル(Survival)

無尽蔵に現れる恐竜たちを相手取り、どこまで生き残れるかを競うモード。 対戦が終わるたびに体力が回復するが雀の涙程度なので、技量だけが物をいう。

  • チョイス(Choice)

コンピューターさんお断りの対戦モードで、お友達とサシで勝負することができる。

  • チームバトル(Team battle)

1チーム4頭の編成を組んで競い合うチーム戦。 スマブラでいうなら「団体戦」みたいなモードである。()

  • ミュージアム(Museum)

プレイアブルキャラ(恐竜)の解説が見られる。

  • オプション(option)

難易度やゲームの設定が変えられる、とても充実したモード。

登場恐竜[]

全部で14頭ものプレイアブルキャラクターが登場する。 チョイ役も含めれば総勢20頭の恐竜が出演している。

プレイアブルキャラ[]


ノンプレイアブル[]

ここにリストアップされた恐竜たちはステージギミック、モード選択中の画面、または声のみで登場する。

ステージ一覧[]

ステージは全部で14種類用意されており、プレイアブルキャラがそれぞれステージの将を勤めている。

ちなみにステージ内にはヤギや人間、コンプソグナトゥスらがうろちょろしており、これを食べることで体力を回復できる。

  • 76 Gas Station (アクロカントサウルス)
  • Helipad (スティラコサウルス)
  • Ingen Camp (トリケラトプス)
  • Lab (スピノサウルス)
  • Park Gate (スコミムス)
  • Raptor Pen (メガラプトル)
  • S.S. Venture (ティラノサウルス)
  • Tyrannosaur Paddock (ギガノトサウルス
  • Universal Studios (アルバートサウルス)
  • Visitor's Center (アンキロサウルス)
  • Worker Village (スティギモロク)
  • Jungle Basin (カルカロドントサウルス)
  • Mountainside (パキケファロサウルス)
  • Lost Valley (クリオロフォサウルス)

余談[]

  • この作品は、後々シリーズで大成する恐竜たちが初デビューした記念すべきゲームである。
  • 登場する恐竜たちは1999年当時の古生物学を反映していることもあって、現在の常識とは剥離した描写をされているものたちが多々存在する。まぁ月面ジャンプなんてやってる時点で、リアルかどうかを議論する余地などないだろと思わなくもないが。
  • ギガノトサウルスの名前がミュージアムモード限定で「Giganota saurus」と誤記されている。 お家芸かな?
  • アルバートサウルスでアーケードモードをクリアすると、ユニバーサル・スタジオ・オーランドにまつわる特殊なエンディングが見られる。
  • 映画を含めた各媒体において主役級の扱いをされるヴェロキラプトルが、終始モブ役として登場する数少ない作品である。

関連項目[]

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